「男には、酔って何もかも忘れたいときがある」の続きです>

margalet


頭の中では、いろいろな想いが巡っていたのですが、言葉が出てきません・・・

・・・ ・・・


「奥さん、大丈夫ですか?
旦那さんは家がわからなくなるほど酔っ払ってるけど、身体は何ともないみたいですよ」

「奥さんの方が倒れそうだな・・・」

二人のお巡りさんにそう声を掛けられて、ハッとしました。


「ご、ご面倒をおかけして申し訳ありませんでした、最近引っ越したばかりなんです、

だから、覚えてなくてすぐ出てこなかったんだと思います、
意識はしっかりしてると思うんで、連れて帰ります、

さ、帰ろう、立てる?」

でも夫は本当に家がわからないのか、違う方向に行こうとするんです。

「大変そうだな、

玄関先までだとご近所の目もありますから嫌でしょう、家の近くまで我々が送りましょう」


「・・・ありがとうございます」


しかし、大人二人がかりでも大変でした。

本人は行先がわからないのでやたら「家はそっちじゃないと思う」と言い張って歩みが進まないどころか逆に戻ってしまう、立てるんだけど違う方向にばかり行こうとする、意識がないより性質がわるいんです。

宥めたり引っ張ったりするのに時間がかかって、私は二人のお巡りさんに申し訳ないやら情けなくなってきました。

車で迎えにこなかったことを後悔しましたが、気が動転して運転どころではありませんでした。

「こりゃ奥さん一人じゃ無理だ、玄関先まで一緒に行きましょう」


「すみません、本当に助けて頂いて・・・」

だんだん夫に腹が立ってきて、同時に自分にも腹が立ちました。

夫もわるいけど自分もわるい。

こんなに飲まなきゃならなくなったその理由は、私にもあると思うと、

その場で自分も立ち止まって、暫く泣いていたい気分でしたが、

お巡りさんがいるので、
「ちょっと!しっかりしてよ、もう・・・そっちじゃないってば!情けないよ」と夫を叱りました。


家の近くまで来たとき、「ここからは私は失礼します、目立ちますからその方がいいでしょう、
後はこちらに送らせます」と年配の方のお巡りさんが私と若いお巡りさんに言いました。

「それと奥さん、

旦那さんをあまり叱らないであげてください・・・男には酔って何もかも忘れたいときもあるんですよ、働いてたらそういう日もある・・・

奥さんはまだ若いからわからんでしょうが、

黙っているのがいい女なんですよ、大丈夫、その方が責められるより男には効くんです」


「・・・ ・・・何も、言わない方がいいんですか?」

「そうです、我々も仕事ですから、気になさらずに・・・
ご近所さんも聞いています、
家に帰ったからっていきなり大声で怒ってもいけない、
皆、こういうことはよく耳を立てているものです、ここから先は黙っているのが一番いい・・・」


若いお巡りさんも頷いて、それからはなおのこと時間がかかりましたが、
夫に指図したりお巡りさんにお礼を言おうとする私を制して始終無言のままで家まで送ってくれました。


子どももいるのに、限度っていうものがあるでしょう・・・

何もかも忘れたいときがあるのは、女も同じだよ・・・

酔っ払ってしまえたらどんなに楽かわかんないよ・・・

思うこと、ぶつけたいことはたくさんありましたが、
お巡りさんに言われたとおりにしよう、とりあえずは眠って忘れようとしました。

でも、耳に聞こえる夫の高いびきより、頭の中に

「だったら、なんとかしろ、お前が払え!」と先日の電話での怒鳴り声が響いていて

片時も忘れられなく・・・

なかなか寝つけませんでした。


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しかし、
いくら酔って何もかも忘れたいからって、住所は忘れないで欲しいですよね(´Д`)



お読み頂きありがとうございました(*^_^*)


この続きは、「お金が足りない・・・」  です



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ぼん子さんへ

リコメありがとうございます、

仰る通りだと思います、何度も夫にいろんな言い方で話し合ってるんですが、
認めたくないのか、意固地になってるのか、
言えば言うほど、ますますおかしくなるんです、

口はわるいけど、何かと娘が気になって仕方ない母・干渉されて鬱陶しい私と、
真逆の関係になってるんですね、不思議な因縁です・・・