「お父さんは家から出て行って欲しい(後編)」 からの続きです>


ekidona


相談や報告など受けていなかった私なので、金額はいまだにわからないままなのですが、
夫は、
義母と義兄一家のために、自分の蓄えを一切余さずに渡してしまったようでした。

この時点では夫も私も、
「売却損(400万円分の赤字)は、何とかなる、いざとなったら銀行が貸してくれる」、

「今の家(中古マンション)が高く売れさえすれば、売却損はそんなに出ないはず、

最初は200万ほど高く売り出して、最終的に売れなければ相場の金額まで引き下げればいいのだ・・・」
という目論見があったのです。


家を買った経験のある人と家を売った経験のある人・・・
前者よりは後者の方がかなり少ないのでしょう。
家を買う(買った)、というブログはときどき拝見しますが、売った人の話はあまり聞きません。

なので、おそらく、大抵の方が、私たちと同様にお考えになられるのではないでしょうか。
当時の私たちの認識が誤っていたとは今もって断定はできないのではないかと思うのですが・・・


Nさんは、
「今、S銀行と話を進めていますが、正式な審査結果を待たないで大丈夫です。
S銀行がだめでもD銀行も貸せると言ってくれているし、万一の場合は私が責任もって他銀行に交渉します。

今のうちにできるだけ早く家を売りに出しましょう」と急かすようになりました。

「でも、まだあちらの家(購入予定の新築戸建)は基礎もできていない更地ですよね・・・
予定どおり建つかどうかも定かではないし、仮に工期が遅れたり、

最悪、銀行の審査結果がどこもだめだったら、家が買えないことになる・・・
先にここを売ってしまっては、ぼくら、住むところがなくなってしまいます、

もう少し経って、それらが確実になってきてからでいいのではないですか?」
夫もそう言うし、

「そんなに早く売りに出したら、友達や近所の人にばれてしまいます・・・
あと半年ほどは住まなければいけないのに、なんか居づらくなるのはイヤです、できるだけ後にしたいんです」
私も言ったのですが、

「日にちがもったいない、一刻も早く売らなければいけません。

◇◇様、私を信じてください。
もし、このマンションが相場価格で売れないとなると、売却損が増加します。

このマンションの資産価値が格段に減少すれば、銀行も貸し渋るようになります、
今なら大手銀行で借りられるのに、後手になれば、そのチャンスを逃すことになりかねません、後悔されますよ」と、
Nさんは必死な様子です。


「ちょっと待ってください、Nさんは、この家を相場価格で売ろうと言われるんですか?

ぼくらは、そのつもりはありませんよ。

できれば相場より高く売りたいんです、とりあえずは200万ほど高い金額で広告を出してみてもらえませんか?」

「◇◇様、そんな悠長なことを仰っている時間はありません。
今が一番難しいところなんです。

家は買うより売る方がずっと希望が叶いにくいものなんです、万一売れなかったら、
どんどん価格を引き下げなければいけなくなります、

後になればなるほど、

「価格はもうどうでもいい、とにかく売れさえすればいい、どうしても売らなくてはならない」ということになり、
広告に出した表示価格より何百万円も値引きして売ることになってしまいます。

値下げが重なると、この家には何か曰くがあるのかと怪しまれて、ますます売れなくなります。

私のような経験の浅い者でも、そうした例をいくつも見てきています」


「では、せめて100万でも高く売りに出してもらえませんか?

Nさんがそれも難しいと言われるのであれば、もう結構です、ぼくは、他の仲介業者を当たってみますから」


「◇◇様、それは、私を信用して頂けないということでしょうか?

家を買いたい側から見ると、
入居が半年先になるというのは、デメリットなんです、
同じ価格なら、即入居できる部屋を選ばれますから、本来ですと相場より低価格で出さないと売れないんです、
リフォームも自分で好きなようにやりたいと思われる方が多いですから、そこもメリットではないんです。

ただ、この部屋は、私も最初に入らせて頂いたときに驚いたほど、見た感じがきれいで良い印象です、
ですから、即入居はできないけれどここに住みたいと思われる方は必ずいらっしゃるでしょう。
今なら相場価格で売れるんです」


「・・・ ・・・」


「◇◇様の仰るように、もしかしたら、100万高く売りに出して、買ってくださる方が現れるかもしれません。
いえ、このお宅であれば多分いらっしゃるでしょう。

それは私も考えました。

しかし、半年先に、住宅価格がさらに値下がりして、100万以上、相場が急落してしまったら・・・
現状を考えると、それを杞憂とばかり言えないのは◇◇様もおわかりでしょう。

土壇場になって、買い手様が、
その時点で違約金を差し引いても他の同等物件がもっと安く買えるようになったから、とキャンセルをされたらどういう結果になるのか・・・よくお考えになってください。

私が経験してきたのは、まさにそういう目も当てられない悲惨な状況の数々なのです・・・」



前回から間が開いてしまったため少々重複部分を含めましたので、全体が長くなりました、

何とかここまで読んで頂けましたでしょうか・・・

いつもありがとうございます。


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今から住宅を購入しようかとお考えの読者さまもいらっしゃるかもしれません・・・

お得(と思われる)な情報を、別記事にまとめることにしました。

「広告の裏事情(ナツジさんは村サンタ)」 です、 


でも、順を追って読んで頂ければ繋がりますので、お急ぎでない方は、

損得勘定だけでは生きられない から どうぞ・・・

コメント、質問等、お気軽に頂けるとうれしいです、

関西弁でなくてOKですよ、こっちは会話だと関西弁になってしまいますが・・・(*´ω`*)



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